新入社員フォローアップ研修
毎年10月に行っているのがフォローアップ研修です。入社して半年が経ち、入社当初のモチベーションが下がりやすかったり、逆にこれからいよいよ現場に入るという方も出てくるこの時期に、しっかりと自分自身を理解し、自信を持って前に踏み出すきっかけとしていただくための研修です。5月に新入社員コミュニケーション研修を受けていただいた方を始め、ほかの企業様や中途採用の方なども参加されます。
概要
時期:10月
対象:IT企業(複数)の新入社員(第二新卒含)、中途入社の社員
形式:対面またはオンライン
内容
(※内容は実績です。随時見直しの可能性があります。)
- 入社半年後の振返り
- EQアセスメント(SEIリーダーシップレポート)に基づいた自己理解
- 自分自身を振り返るワーク 2種類程度
- 行動計画策定
この研修では3つの視点から深い自己理解を促していきます。
①データによる自己理解
SEIリーダーシップレポートというEQアセスメント結果をベースに、客観的に自己理解を深めます。研修では各EQコンピテンシーの理解を深めながら、自分自身の強みや意識すべき点、課題を乗り越えていくために活用すべき力などを探索していきます。
②自分による自己理解
研修では数種類のワークを行い、自分自身の内面を掘り下げていきます。普段業務に追われているとなかなか自分自身を振り返る機会がないものですが、ゆっくり時間をとって振返ってみると内面が整理され、同じことをするとしてもより確信をもった行動へとつながっていくのです。
③他者を通しての自己理解
研修ではグループワークを多用し、互いへのフィードバックを大切にしています。自分自身には厳しくなりがちですが、グループの他のメンバーから「○○さんはもうできているのでは」「○○さんならこういうこともできそう」などのフィードバックで励まされたり、あるいは「それは具体的にどうするの」と聞かれ、更に掘り下げて考えるきっかけになる、といったことがよくあります。
自分を知ることは自信を持って踏み出す第一歩
こうして三方向から自分を振り返って理解することは、自分が何をこれからしていくのか、いきたいのかを考える良い機会となります。実際、アンケートでも「自分自身を見つめなおす良い機会であった」「自分の今後の方向性に気づけた」などのコメントが多く見られます。
一つ、自己理解にあたって強調しているのは、弱みよりも強みにフォーカスを当てるということです。日本人は特に自分の弱みをなんとか「直して」いこう、という意識が強いように思いますが、弱みは強みの裏返しであることも多く、(弱みは認識しながらも)強みを思いきり伸ばしていく事で、その人がより生き生きと自分らしく働いていくことに繋がっていくのではないかと考えています。